16ぱ3叩卩取「州11962年生まれ
哲学者。モスクワ大学元教授。ペレストロイカ期の民族主義 運動「パーミャチ(記憶)」に参加するなどしたあと、1993年 に作家エドゥアルド.リモーノフと「ナショナル.ボリシエヴィ キ党」を結成(1998年脱退)。『地政学の基礎』(1997年)で、 旧ソ連領(「ユーラシア」)をロシアの勢力圏とする外交戦略 を説き、広く知られるようになった。ランド,パワーを代表す るロシアは、アメリカを中心とするシー.パワー(「大西洋主 義」)に対抗するため、ドイツや日本、イランと連合すべきと される。この本をきっかけにドゥーギンは政界とのつながりを深め、「国際ユーラシア運動」などを組織する。それが口 シア政府にどれほどの影響を及ぼしたかは定かでないが、 近年も「ユーラシア連合」を唱えるプーチンの外交構想とは 一定の対応が認められる。